くららワールド・シリーズ 第2弾
イ・ムジチ合奏団 ~結成70年記念公演~
ー 現存の室内アンサンブルとして世界最古。室内楽の生ける歴史 イ・ムジチ ー
イ・ムジチが奏でるヴィヴァルディ「四季」は、永遠のベストセラーです。
時を重ねることで熟成し味が良くなるワインのように、70年もの長きにわたり培ってきた演奏技術を着実に継承。その歴史を現代音楽界に刻んできた。そこには今日まで愛され続ける理由がある。イタリアの高く突き抜ける青空のように明るい彼らのサウンドは、今までもこれからも、人々の心を幸福感で満たしてくれることだろう。
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◆価格:3000円(税込)
◆発売期間:9/13(水)10:00から9/22(金) 23:59まで
◆くらら窓口・くらら電話での申し込み不可。くららインターネットのみ取扱い
◆くららフレンズ割引、くららワールドシリーズセット割との併用不可
~演奏曲目~
パッヘルベル:カノン
ヴィヴァルディ:「調和の霊感」から 協奏曲ニ短調 op.3-11, RV565
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068から アリア
モリコーネ:『めぐり逢い』(1994)-メインテーマ
ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」 ほか
※曲目・曲順は予告なく変更になる場合があります。
《イ・ムジチ合奏団 プロフィール》
イ・ムジチが歩んできた道のりはとてもユニークだ。1951年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院の卒業生12人が結成して以来、今日まで精力的な演奏活動を続けており、現存の室内楽アンサンブルとしては世界最古となる。その活動の主たる功績として挙げられるのが、忘れ去られていた18世紀の名曲を掘り起こして再びスポットライトを当てたこと、またバロック音楽の傑作の数々を率先して録音してきたことだ。ヴィヴァルディの最高傑作として名高い「四季」を現代に紹介したのはまぎれもなくイ・ムジチである。今ではクラシック音楽の大定番として親しまれている同曲だが、イ・ムジチが幾度となく録音を重ねてきた「四季」のレコードやCDは、今日までに延べ2千5百万枚が世界中の人々の手元に渡っている。
1970年代には、クラシック音楽界の先駆けとしてコンサートの映像収録を行ったほか、初めてのCDをフィリップスで録音した。現在のレパートリーは18世紀から現代の作品まで幅広く、ニーノ・ロータ、エンニオ・ポリーノ、ヴァレンティーノ・ブッキ、ルイス・バカロフ、坂本龍一、エンニオ・モリコーネなど、多く作曲家たちからも楽曲が贈られている。
これまでに世界各地の主要な都市の劇場やホールで演奏しており、訪れた土地は数えきれない。各地で、幅広い世代のファンたちと強固な信頼関係を築いてきた。
2021/22年シーズンには結成70周年を迎え、2022年3月30日には、デビュー・コンサートを記念した特別演奏会がサンタ・チェチーリア音楽院(ローマ)で開かれた。
イ・ムジチは、旧フィリップス・レーベルと長年にわたり専属契約を結んでいた。18世紀から20世紀の至宝の数々を収めたディスクは、フランス、オランダ、ドイツなどでレコード大賞を度々受賞しており、とりわけヴィヴァルディの「四季」には、プラチナムディスク大賞(ゴールドディスク大賞の上位にあたる)の称号が与えられている。近年は、ユニバーサル・ジャパンや、フォネ、ダイナミックレーベル、エピックレコード・ジャパン、ワーナー、ソニー・クラシカルなどのレーベルからCD、LPを発売しており、ソニーから発売した7度目の「四季」は記憶に新しい。2022年には結成70周年記念アルバム「Le Quattro Stagioni」が発売された。
これまでにメンバーの入れ替えはあったが、その都度厳正なオーディションをメンバーたちが自ら行うことで、結成当初の信念や、培ってきた演奏技術を着実に継承してきた。最近は、音楽がより良い世界をつくる、という考えのもとに、特に若い世代への音楽教育活動を熱心に行っている。『音楽』という至福の贈り物を人々に届けたいと願う気持ちが、イ・ムジチが今日も愛され続けている秘訣なのかもしれない。
イ・ムジチ合奏団
《ヴァイオリン Violins 》
- Marco Fiorini マルコ・フィオリーニ(コンサート・マスター)
- Iuditha Hamza ユディート・ハムザ
- Matteo Pippa マッテオ・ピッパ
- Francesca Vicari フランチェスカ・ヴィカリ
- Antonio De Secondi アントニオ・デ・セコンディ
- Gianluca Apostoli ジャンルカ・アポストリ
《ヴィオラ Violas》
- Silvio Di Rocco シルヴィオ・ディ・ロッコ
- Stefano Morgione ステファノ・モルジョーネ
《チェロ Cellos》
- Pietro Bosna ピエトロ・ボスナ
- Luca Signorini ルカ・シニョリーニ
《コントラバス Double bass》
- Roberto Gambioli ロベルト・ガンビオーリ
《チェンバロ Cembalo and piano》
- Francesco Buccarella フランチェスコ・ブッカレッラ