スペインの「マドリード国際映画祭」にて審査員賞を受賞した『彼女は夢で踊る』に
企画・出演として携わった横山雄二氏、監督の時川英之氏をお招きする特別上映会。
多彩なジャンルで活躍中の天才!横山雄二が映画の魅力を語ります。
横山 雄二(企画・出演)
1967年3月29日、宮崎県出身。
中国放送にアナウンサーとして入社。
ラジオやテレビのバラエティ番組出演から、映画監督・俳優・歌手・作詞・小説・俳句・コラムやエッセイの執筆など、
多彩なジャンルで活躍。
深夜番組『KEN-JIN』では有吉弘行・劇団ひとりとバンドを結成。TBS『うたばん』に歌手として出演するなど、
数々の話題を提供。吉川晃司のアルバム曲「Fame&Money」の作詞も行う。
2015年、第52回ギャラクシー賞受賞。主演映画『ラジオの恋』はアメリカのシネマベルデ映画祭で観客賞を受賞。
監督作品『浮気なストリッパー』では、ミニシアターの観客動員記録を塗り替えるヒットを飛ばす。
現在、みやざき大使(宮崎市)、いしのまき観光大使(宮城県石巻市)を務めている。
著書には「ふるさとは本日も晴天なり」「横山の流儀」「別冊/ 天才!ヨコヤマ」「生涯不良」などがある。
時川 英之(監督)
1972年広島生まれ。海外で映画を学び、ディズニーなどでプロデューサーで多くの番組に関わり、
後に制作会社 TimeRiver Pictures株式会社を設立。映画を中心に、ドキュメンタリー、TVCMなど
幅広いジャンルの映像作品を手がける。広島をベースに全国に映画を発信している。
監督作は『ラジオの恋』『シネマの天使』『鯉のはなシアター』『彼女は夢で踊る』など。
©2019映画「彼女は夢で踊る」制作委員会
【Introduction】
何度閉館に追い込まれても蘇る伝説のストリップ劇場!
時を越えて交錯する劇場に秘められた美しいラブストーリー。
舞台は広島に実在するストリップ劇場。ファンに愛されながら何度も閉館の危機を乗り越えてきた。
これまで幾多の想いがこのステージで交錯したことだろう。その物語を創り出したのは、広島出身の時川英之監督。
社長やダンサーたちへの取材を重ねた脚本を書き上げ、ムード溢れる劇場とダンサーたちを美しく幻想的に描き出した。
芸歴30周年を迎えた俳優・加藤雅也がストリップ劇場の名物社長を怪演し、圧倒的な存在感を見せつける。
『仮面ライダービルド』で脚光を浴びた、犬飼貴丈は若々しい青春の恋を体現する。
ヒロインのストリッパーは、ブルーリボン賞に輝いた岡村いずみ。ムード溢れる彼女のステージは踊り子の儚さを感じさせる。
そして、ロック座を代表する現役ストリッパー矢沢ようこは、妖艶な舞でストリップの奥深い世界を映画の中に映し出す。
ステージで妖しく輝く女性たち。
一時の美しい夢に心動かされる
僕は、あの時
本当の恋をしていたのだ…。
【Story】
広島の老舗ストリップ劇場に閉館が迫っていた。社長の木下は過去の華やかな時代を思い出す。
最後のステージを飾るストリッパーたちが劇場にやってくる。この舞台で幕を引く有名ストリッパーや、謎めいた若い踊り子。
閉館への日々に、木下は忘れていた遠き日の恋を思い出す。そして、最後の舞台の幕が上がる。
観客たちはステージの裸の向こうに何かを見つめている。木下は劇場の終演に、
胸の奥に隠していたダンサーとの秘密を思い出す。ステージの上に幻は眩しく輝き、木下は遠い昔の美しい夢を見る。
14:00 横山氏・時川監督登壇(今回の映画のみどころを解説)
14:15 シネマ「彼女は夢で踊る」上映 ~15:40
(休憩10分)
15:50 横山氏・時川監督登壇 テーマ『映画の魅力』(約60分)