【第1回】2025年9月21日(日)
<タイトル> 本を味方につけるには
冒頭から結末まで読んで終わりというのが一般的な本の読み方です。
しかし、本との付き合い方はそれだけでしょうか。パラパラめくりながら速く読んでみたり、
ページを飛ばし飛ばし読んでみたり、付箋紙にメモしながら読んでみたり、難しいところは声に出して読んでみたり。
いずれも大切な本との付き合い方です。付き合い方を工夫すれば本はあなたの味方になってくれます。
本を味方につけるには、どうすればいいか。この企画ではそういうことを考えたり、実践したりします。
※お子さまと一緒に読みたい本(絵本)をご持参ください
【第2回】2025年12月26日(金)
<タイトル>「小惑星探査機はやぶさ2~太陽系の起源を探る」
講演者は27年以上、JAXA特別共同研究員(兼任)として、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」のプロジェクトに携わっている。
その経験をもとに分かりやすく、「はやぶさ2」についての講演をクイズ形式で行う。
【第3回】2026年2月21日(土)
大迫知佳子先生(エリザベト音楽大学音楽学部音楽文化学科 准教授)
<タイトル> 多文化国家ベルギーの「音楽のパレット」を覗いて、観て、感じてみよう
ベルギーという国は、実は、音楽から始まったのです。「国が音楽から始まった」とはどういうことでしょうか?
今からほんの200年ほど前のこと、民衆は、自分たちの国を創りたいという思いを胸に、ベルギー独立革命を起こしました。
この革命が、現在のベルギーの首都ブリュッセルにあるモネ歌劇場から沸き起こった「音楽」革命だったのです。
以降も、ベルギーは音楽とともに歩み続けた「音楽の国」といえます。
しかし、みなさん、ベルギーに「音楽の国」というイメージはありますか?
そもそも、「ベルギーの音楽」と言われて思い浮かぶ作曲家や作品はありますか?
全くない、という人がほとんどではないでしょうか。その理由の一つは、この国が多文化国家、
つまり、公用語が3つある、複数の文化圏が寄せ集まった国、であることに関係がありそうです。
さあ、ベルギーの音楽のパレットには、どんな音が、どんな風に乗せられ、混ぜられているのでしょうか?
この講座では、知られざる「多文化国家ベルギーの音楽」というパレットを皆さんと一緒に覗いて、観て、感じてみたいと思います。