【祝・くらら開館10周年】
東広島芸術文化ホールくららの開館10周年を記念し、海外から世界的アーティストを招聘して開催する特別編。
指揮者に第1回ひろしま国際指揮者コンクールで入賞したロマン・レシェキンを迎え、名作コンチェルト2曲と、 ラヴェル編曲による大管弦楽曲「展覧会の絵」を。
祝祭の響きがホールを満たす。
~演奏予定曲目~
アルチュニアン:トランペット協奏曲変イ長調
Arutiunian:Trumpet Concerto in A-flat major
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
Saint-Saens:Violin Concerto No.3 in B minor Op.61
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」
Mussorgsky(Arr.Ravel):Pictures at an Exibition
指揮:ロマン・レシェキン
Conductor:Roman Reshetkin
©Oscar Chevillard
ロシア人の両親のもとに生まれ(父は指揮者、母はバレリーナ)、現在パリを拠点に活動するフランスの指揮者である。音楽の道はヴァイオリンから始まり、ザハール・ブロン、オーギュスタン・デュメイ、パヴェル・ヴェルニコフ、ロラン・ドガレイユらに師事。13歳の時、モスクワで開催された第8回チャイコフスキー国際青少年音楽コンクールで第2位を受賞した。父の後を追い、10代前半から指揮を学び始め、その道に強い情熱を抱くようになる。その後、パリ国立高等音楽院にてアラン・アルティノグリュに学び、オーケストラ指揮の修士号を取得。
これまでにカンヌ管弦楽団、リール国立管弦楽団、ピカルディ管弦楽団などフランスの主要オーケストラをはじめ、ドイツ、ハンガリー、イングランド、台湾、ポルトガル、ブルガリア、エストニア、セルビアなど各国のオーケストラに客演している。2022年、第1回ひろしま国際指揮者コンクールにおいて第2位を受賞。2024年に広島交響楽団との共演で日本デビューを果たす。2026年1月には京都市交響楽団と初共演、10月と11月には広島交響楽団と再び共演が予定されている。
トランペット:ラインホルト・フリードリヒ
Trumpet:Reinhold Friedrich
ラインホルト・フリードリヒはドイツのヴァインガテンで生まれ、1986年に開催されたA RDミュンへン国際コンクールで準優勝して以降、世界中のあらゆる演奏会に出演している。1982年 、ベルリン芸術週間でルチアーノ・ベリオが作曲した「セクエンツァX」を演奏してデビュー。1994年ウィーン楽友協会での公演では、ハイドンの協奏曲を古楽器である有鍵トランペットを用いて演奏し、彼の豊富なレパートリーを知らしめた。2003年、ルツェルン祝祭管弦楽団の創立時、指揮者クラウディオ ・アバドは彼を首席トランペット奏者として任命。それ以来、首席トランペット奏者でありながらブラス・アンサンブルの芸術監督も兼務している。ラインホルト・フリードリヒにとって、現代音楽も古楽作品もそれらに関する考察(分析、説明)は同じであり、対立し合うものはないと考えている。古楽器を用いた演奏会に出演する一方で、現代音楽作曲家の初演作品も数多く演奏している。ヘルベルト・ヴィリ作曲の《Eirene》(ヴェルゴ)やベルント・アロイス・ツィンマーマン作曲《誰も知らない私の悩み》(CDがECHO Classic賞を受賞)といったトランペットのソロ協奏曲は、彼の豊富なレパートリーの重要な作品となっている。 カールスルーエ音楽大学教授。
ヴァイオリン:ティボー・ギエンゲ(ドレスデン国立歌劇場コンサートマスター)
Violin:Tibor Gyenge(Concertmaster of the Dresden State Opera)
©Ludwig Olah
ルーマニア・シビウ生まれ。ヴァイオリニストの音楽一家に生まれ、父の手ほどきにより5 歳よりヴァイオリンを始める。ハンガリー・ベラ・バルトーク音楽学校、ソンバトヘイ音楽高校、グラーツ国立音楽大学にヤングスチューデントとして入学。同大学でヴァイオリンをシルヴィア・マルコヴィッチ氏に、室内楽をクリスティアン・オイラ氏に師事。2013 年よりニュルンベルク音楽大学院にて元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターのダニエル・ゲーデ氏に師事。在学中には師のアシスタント、後に同大学院の講師も務めた。2016 年同大学院を満場一致の最高得点で首席卒業。バイエルン放送交響楽団の第一ヴァイオリン奏者を務めたのち、ニュルンベルク州立歌劇場管弦楽団の第一コンサートマスターに就任。2016 年よりドレスデン国立歌劇場管弦楽団の第一アシスタントコンサートマスターを務めている。またゲストコンサートマスターとして、ドイツの主要オーケストラに加え、海外のオーケストラにも客演。演奏活動の傍ら、後進の指導にもあたっており、現在ドレスデン国立歌劇場のオーケストラアカデミーであるジュゼッペ・シノーポリ・アカデミーで教鞭をとっている。
客演コンサートマスター:﨑谷直人
Guest Concertmaster:Naoto Sakiya
客演首席トロンボーン:ファブリス・ミリシェー
Guest Principal Trombone:Fabrice Millischer
広島交響楽団 Hiroshima Symphony Orchestra
国際平和文化都市“広島”を拠点に“Music for Peace ~音楽で平和を~”を旗印として活動するプロオーケストラ。2024年よりクリスティアン・アルミンクが音楽監督に、徳永二男がミュージック・アドバイザーに就任。下野竜也が桂冠指揮者を務めるほか、ウィーン・フィル、コンサートマスターのフォルクハルト・シュトイデをミュージック・パートナーに、細川俊夫をコンポーザー・イン・レジデンスに迎えている。また、ピアニスト、マルタ・アルゲリッチには2015年の「平和の夕べ」コンサートでの共演をきっかけに広響「平和音楽大使」の称号を贈り、相互に平和を希求する音楽活動を続けている。1963年「広島市民交響楽団」として設立、1970年に「広島交響楽団」へ改称。学校での音楽鑑賞教室や社会貢献活動にも積極的に取り組み、地域に根差した楽団として「広響」の愛称で親しまれる。またオーストリア、チェコ、フランス、ロシア、韓国、ポーランドで公演を行い、ヒロシマのメッセージを音楽で海外へも発信。これまでに「文化対話賞(ユネスコ)」「広島市民賞」「ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞」ほか受賞歴多数。2023年には創立60周年を迎えた。
公式Web http://hirokyo.or.jp/


