めにみえない生き物を探しに、おんなのこは森の中へ―
次代の演劇界を担う逸材、演劇作家の藤田貴大が書き下ろした作品、『めにみえない みみにしたい』。
しりとりやじゃんけんといったゲーム要素、しゃぼん玉を飛ばす視覚効果など多彩な手法により子どもを引きつける一方で、少女の成長や自立、戦争というモチーフにも挑む本作は、子どもも大人も楽しめる作品として高い評価を得ています。
2018年の初演以来、全国18都市で6000人超を動員した話題作が東広島に登場! どうぞご期待ください。
【推奨年齢4歳以上】
作・演出:藤田貴大(マームとジプシー)
出 演:青柳いづみ、伊野香織、仲宗根 葵、成田亜佑美
企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 合同会社マームとジプシー
『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業
◆◆あらすじ◆◆
おねしょに悩むおんなのこは、飼い猫のにゃあにゃあちゃんから聞いた古い言い伝えを叶えるため、夜の森へ出掛けて行きます。おかあさんも子どものころに出かけた森には、たくさんの動物たちや不思議な生き物、妖精たちが住んでいました。森で出会った狩人に案内されて森の奥へ進むおんなのこ。やがて辿りついた古いおうち。となりの森と戦争が始まろうとする中、おんなのこが古いおうちで見たのは……。
★関連イベント★ 地図のワークショップ 開催!
2023年7月21日(金) 10:30~12:30 くらら3F サロンホール
講師:藤田貴大 参加料:お一人500円(税込)
対象:東広島市内在住または在学の小学生
定員:15名
申込方法:Eメールにてお申込みください。参加者(保護者)氏名・お子様の学年・日中連絡がつく電話番号・メールアドレスを明記のうえ、下記アドレスに送信してください。
宛先:東広島芸術文化ホールくらら 「めみみ」ワークショップ係
event@kurara-hall.jp(必ず受信設定してください)
*応募期間:5月23日(火)10:00~7月7日(金)19:00
*先着順。定員に達し次第募集終了。
*同伴の保護者様はご見学ください。
*当日の発熱、体調不良の方はご参加いただけません。
作・演出★ 藤田貴大(ふじた・たかひろ)プロフィール
マームとジプシー主宰、演劇作家。2007 年、マームとジプシーを旗揚げ。以降全作品の作・
演出を担当し、演劇作品を発表。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的
手法が特徴。2011 年、三連作『かえりの合図、まってた⾷卓、そこ、きっと、しおふる世界。』
で第 56 回岸田國士戯曲賞を 26 歳で受賞。今日マチ子の同名コミックを原作とした舞台
『cocoon』(2013 年初演、2015 年再演)の演出で第 23 回読売演劇大賞優秀演出家賞を受
賞。2018 年 11 月『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)で「フェスティバル・ドートン
ヌ・ア・パリ」に招聘され、パリにて上演。今もっとも注目を集める若手演劇人のひとり。
近作に『CITY』(2019 年 5 月・柳楽優弥主演)、『ねじまき鳥クロニクル』(2020 年 2 月・
村上春樹原作)『Light house』(2022 年 2 月)など。