2021年 第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位を反田恭平氏と分かち合い、併せてクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞)受賞。昨年のツアーではsold out続出のピアノ・リサイタルをお聞き逃しなく!
いよいよ開催間近!
ガジェヴ氏の2023年日本ツアー最終日となる本公演の直前に、限定席で販売するお得なチケット「直前限定席」が登場♪
くららインターネットのみ取扱いにて、お求めやすい価格でご購入できます。
◆価格:2500円(税込)
◆発売期間:11/6(月)10:00から11/11(土) 23:59まで
◆くらら窓口・くらら電話での申し込み不可。くららインターネットのみ取扱い
◆くららフレンズ割引との併用不可
《Program》
J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815
C.フランク(H.バウアー編):前奏曲、フーガと変奏曲ロ短調 op.18
ショパン:ノクターン 第4番 ヘ長調 op.15-1
ショパン:ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 op.15-2
ショパン:スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 op.39
ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
※プログラムにつきまして、種々の事情により、予定されていた曲目のうちショパン:夜想曲 ハ短調 Op.48-1 は演奏しないことになりました。楽しみにされていた皆さまには申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
※曲目・曲順は変更になる場合もございます。
~ガジェヴ氏より、リサイタルにむけてのメッセージです~
今回のリサイタルは、「心の動き」を巡るプログラムです。最初に演奏するバッハの変ホ長調のフランス組曲第4番は、私たちの魂を高揚させてくれます。そこからフランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」へと旅を続けます。オルガン作品に基づくその美しい旋律は、メランコリックなスロー・ワルツを思わせます。遠い過去に思いを馳せるひと時となるでしょう。
続いて3曲取り上げるショパンの夜想曲は、美しくも不穏なざわめきを喚起します。その心の動揺は、スケルツォ第3番で頂点を迎えます。ポーランドの作曲家ショパンが残した最もドラマティックな作品の一つですが、激しい展開の中にも心穏やかなコラールが姿を現します。それは冒頭のバッハと繋がる世界なのです。
後半はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」です。東方正教会の精神性を宿すこの作品は、キリスト教会と異教との主題が絡み合い、高雅と野卑、聖と俗、悲劇と喜劇とが融合して、ロシア文化の大いなる魅力を映し出します。
この音楽の旅を皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。
アレクサンダー・ガジェヴ