2年前の熱狂再び—N響東広島公演がこの夏実現!!
指揮者は、トロント交響楽団音楽監督のグスターボ・ヒメノ、
ソリストには、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の
第一コンサートマスター、ノア・ベンディックス・バルグリーが登場。
最高の音響を誇るくらら大ホールで、名門オーケストラの響きをご堪能ください。
~演奏曲目~
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ベートーヴェン/交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
© Marco Borggreve |
指揮:グスターボ・ヒメノ
2015年からルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、2020年からトロント交響楽団の音楽監督を務めるヒメノは、これらのオーケストラと、国外ツアーやレコーディングを含む精力的な活動を続けている。2025/26シーズンには、スペインのマドリード・レアル劇場音楽監督にも就任予定。客演指揮者としても引っ張りだこの存在で、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ウィーン響、フランス国立管、ロンドン・フィル、ロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ響、ボストン響、シカゴ響といった一流オーケストラと共演。バルセロナ・リセウ歌劇場、チューリヒ歌劇場といったオペラハウスにも定期的に招かれている。N響とは今回が初共演。
©Nikolaj Lund webres 2022 |
ヴァイオリン:ノア・ベンディックス・バルグリー
アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。4歳でヴァイオリンを始める。インディアナ大学ジェイコブズ音楽院およびミュンヘン音楽大学卒業。2009年、エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝。ロン=ティボー国際コンクールでも最高位を獲得した。ピッツバーグ交響楽団コンサートマスターを経て、2014年からベルリン・フィル第1コンサートマスター。ソリストとして世界的なオーケストラと共演を重ねる一方、欧米各地の音楽祭に出演するなど、室内楽の分野にも意欲的に取り組んでいる。また東欧系ユダヤの伝統音楽であるクレズマーの演奏家としても知られ、2016年には自ら作曲したクレズマー協奏曲「フィドル・ファンタジー」を世界初演した。N響とは今回が初共演。
管弦楽:NHK交響楽団
1926年10月に新交響楽団の名称で結成。1951年には日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。以来、今日に至るまで、世界一流の指揮者を次々と招聘、話題のソリストたちとも共演し、歴史的名演を残してきた。2013年8月、ザルツブルク音楽祭に初出演、2020年春にはヨーロッパ主要9都市で公演を行うなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。現在、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを行い、その演奏はNHKの放送を通じて国内外に広く紹介されている。また社会貢献活動として、全国の学校を訪問する「NHKこども音楽クラブ」、被災地や病院に安らぎと元気を届ける室内楽コンサートなど、多彩な活動を行っている。